『誰にも一人ひとり役割がある』
著者:大西陽子

著者からのメッセージ

奮闘する母の悩みと決断障がいのある子と13年間を語る著者大西陽子さん

大西陽子[オオニシヨウコ]
1975年生まれ。長女遥香が1歳11ヵ月の時に急性脳症にかかり、後遺症で左半身片麻痺になる。その後アメリカオハイオ州に引っ越し、次女輝を出産。現在は子育てをしながら、認定NPO法人チャレンジド・コミュニティの総務部で難病や障がいのある方たちと働いている。
出版へのきっかけ

もともと子育てのブログをずっと書いていて、いろんな経験や教えてもらったことを、自分だけに留めておくのはもったいない、と思うようになったので。自分で出版社に持ち込みました。

子育中に苦労したこと

今ほど情報が無く、障がいのある子をどう導いたらいいのか、どこに相談したらいいのかも分からなかったこと。悩みを周りに理解してもらえなかったこと。

子育てをしての心境の変化

障がいのある子を変えようとするのではなく、周りが障がいのある子に対応していかなければいけないんだ、と思うようになりました。なぜならそれが障がいであり、まわりのみんなは障がいが無いのだから。

最後に…
本を通して伝えたいこと

障がいがあるからと人前に出るのを恥ずかしがる必要は無い、堂々と生きてほしい。そして障がいのある子とその家族のことを知ってもらって、誰でも生きやすい世の中になるといいなと思います。

笑顔でインタビューを語る大西陽子さん

書籍について

概要
涙をこらえ奮闘する母の迷いと決断の記録

1歳11カ月のとき、長女・遙香は高熱により急性脳症となった。退院後、左半身片麻痺の後遺症によって生活は一変。流産を繰り返した後に待望の第二子を妊娠した頃、夫のアメリカ転勤が決まる。4歳の長女とアメリカに渡り、英語と格闘しながらリハビリに、プレスクールに奔走する日々が始まった。

アメリカと日本。障がい児の子育てに奮闘する母が直面した両国の教育の違い。戸惑い、迷い、出会った人々、支えられた言葉、13年間の体験を赤裸々に明かす。「すいません」と謝り続け”できないことを数えた日々”から”後ろから見守る今”まで。

 

 

  • 障がい児のご両親
  • 子育てに悩みがある方
  • 学校・福祉援員に携わっている方
本を読んだ方の声

同じ境遇をもつ母親として大変共感でき勇気を貰いました!

子供の障がいの有無に関わらず我が子を見守る視点が変わった!

子供が成長したら読ませてあげたいオススメの1冊です。

リハビリ中で頑張っている方、教育関係者の方など多くの人に読んでもらいたい!

その他にも感動と応援の声を続々といただいてます!!

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